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2006年10月15日

青春18きっぷの旅《津山線編・その4》=優等列車=



福渡駅では、1時間14分という時間を過ごした。
ここでも本を読んだり周りの景色を眺めたりしているうちに、普通なら長い時間もあっという間に過ぎて行った。
のんびりした時間ではあるけれど、ここではそれなりに忙しくもあった。
なぜなら、1時間の間に何本も津山線の優等列車が発着して行ったから。

まずは、岡山行きの列車に乗って、この駅に到着したときに、ちょうどすれ違ったこの列車。
快速「ことぶき」だ。
主に吉備線、津山線などで運用されるキハ40系の一般型気動車。
窓の周りがグレーで塗られたタイプと、塗られていないタイプがあるそうで、これは塗られているタイプのようだ。



こちらはそれからしばらくしてやってきた、急行「つやま」。
上の快速と同じ塗装だけれど、こちらは窓の周りが塗られていないタイプのようだ。



急行「つやま」は、2両編成だが、前と後ろの車両が違っていた。
こちらは同じ「つやま」の後ろの車両、同じキハ40系列車だ。
多くは山口、広島など、もう少し西の方面での運用が多いようだが、一部、この岡山県でも使われているらしい。

急行「つやま」は、路線名をそのまま冠しただけだが、快速「ことぶき」は、公募によって決まった名前だそうで、ここ、福渡駅など、沿線におめでたい名前の駅が多いことからつけられたそうだ。

どちらの車両も、あさかぜで初めて西日本の地に入ったとき、西日本の列車はなんてかわいいんだろう、と思った列車だ。
個人的には列車の編成はできれば同じ色で、と思うのだが(あくまでも好みの問題ね)、かわいいのがふたつつながっているのも、それはそれでいいかもな、と思ったりもする。

(2006年8月22日・津山線福渡駅にて撮影)

もしよかったら、本家HPに旅行記を作成しましたので、そちらもご覧ください。

2006夏・青春18きっぷの旅

《2006夏・青春18きっぷの旅》  

2006年10月14日

青春18きっぷの旅《津山線編・その3》=福渡駅=



弓削駅で50分ほど過ごしたあと、また列車に乗る。
お隣の神目(こうめ)駅を乗り越して、その次の福渡(ふくわたり)駅で降りる。

改札を出て、駅舎全景を眺める。
赤い寄棟の瓦屋根を持つ木造駅舎だ。
何気なく駅舎に立てかけたよしずが涼やかだ。



弓削から乗った列車は、因美線も走る、キハ120系列車だった。
岡山行きが到着すると、反対側には津山行きの快速列車がやってきて、仲良く並んだ。



列車が出た後のホームを眺める。
駅舎、ホーム、跨線橋、線路、そして白い雲が浮かんだ青い空。



岡山行きの列車は、駅舎と反対側のホームに停車した。
駅舎を出るために、跨線橋を渡り、その上からホームを眺める。
対向式、島式の2面3線をもつホームはなかなか立派なものだ。
前方に見える山並みに沿って、線路は緩やかにカーブを描く。



改札を出て、駅舎全景を眺める。
正面の平らな庇の上の「福渡駅」の角張った駅名板が現代的だ。

駅前で写真を撮ろうと駅舎に向けてカメラを構えたとき、その脇に停車していたタクシーから「お~い、運転手さん、そこどいてやんなよぉ」と声がかかった。
突然だったのでびっくりしてそちらを振り返ると、運転手さんは、客待ちのために駅舎に横付けしていたタクシーの運転手さんに対して叫んでいたのだった。
駅前からUターンしてきたタクシーの運転手さんは、私の前で窓から顔を出し、ピースサインを出して「じゃぁ、これでいい?」と笑いながらゆっくりと走り去った。

そんなわけで、そこそこ人の多い福渡駅の駅前で、こんなにすっきりとした駅舎の写真が撮れた。
温かい木造駅舎のある町、そこで暮らす人々も、とても温かいんだなぁ、そんなふうに思い、疲れの出始めた私の体にも、温かいビタミン剤をもらった思いだった。

(2006年8月22日・津山線福渡駅にて撮影)

もしよかったら、本家HPに旅行記を作成しましたので、そちらもご覧ください。

2006夏・青春18きっぷの旅

《2006夏・青春18きっぷの旅》  

2006年10月14日

青春18きっぷの旅《津山線編・その2》=弓削駅=



津山駅から列車に乗って、津山口(つやまぐち) → 佐良山(さらやま) → 亀甲(かめのこう) → 小原(おばら) → 誕生寺(たんじょうじ) と乗って、その次の弓削(ゆげ)駅で降りる。

まずは駅舎の全景から。
切妻の瓦屋根に、ぐるりと広い庇を持つ姿が、どっしりとした印象を与える。



津山駅から乗ってきたキハを降り、その前方に回ってそのおかおを1枚。
さっきまでの土砂降りを思わせるように、ホームには水溜りができているが、空はもうすっきりと晴れ渡っている。



岡山に向けてキハが出て行った方向を、津山方面から見る。
ホームは対向式の2面2線。
ホームはきれいに整備され、線路はまっすぐに延びる。



今降りたホームから、反対側のホームの駅名票を撮ってみる。
近くの民家を囲む深い緑と、JR西日本のブルーのコーポレートカラーがよく合っている。
駅名票の立つホームの、レンガを積んだ土台がこれまたいい感じだ。



跨線橋を渡り、反対側、津山方面行きのホームから駅舎を見てみる。
窓枠こそアルミだが、屋根の妻部分の押し縁下見の壁や柱など、木造の味わいを見せている。
また、ここでもホームのレンガ積みの土台が、木造の駅舎とすてきなコントラストを見せる。



駅舎正面からみた入口に掲げられた駅名板だ。
ハーフティンバーの茶色い柱に、白い駅名板が映える。

川柳の町として有名な弓削駅の入口には、川柳の短冊が掲げられており、駅舎内の待合室には投稿箱なども置かれていて、自由に川柳を投稿できるようになっている。

木造の味わいある弓削駅は1898(明治31)年開業当時の駅舎を、形はそのままリニューアルした駅舎だそうだ。
こうやって古い建物に手を入れて、大切に使ってゆこうとする気持ちがいいよね、と思う。

(2006年8月22日・津山線弓削駅にて撮影)

もしよかったら、本家HPに旅行記を作成しましたので、そちらもご覧ください。

2006夏・青春18きっぷの旅

《2006夏・青春18きっぷの旅》  

2006年10月09日

青春18きっぷの旅《津山線編・その1》=あらためて、津山駅=



のんびりゆっくり、因美線の乗って津山(つやま)駅までやってきた。
ここから今日の旅のもうひとつの目的、津山線の旅が始まる。

津山は、津山藩の城下町で、小京都とも呼ばれている。
旧出雲街道沿いにある城東町並み保存地区などは、城下町当時の姿をよくとどめている。
その玄関口の津山駅の駅舎もまた、なまこ壁を持つ味わいのある駅舎だ。



津山駅は、島式2面4線を持つ、比較的大きな駅で、鳥取からやってきた因美線、岡山を目指す津山線、新見と姫路を結んで、津山ではほぼ直角に交わる姫新線の、三つの路線が発着している。

改札を入って一番奥、4番線の津山線ホームへ行く。
ホームに立ち、まず目に付くのは、岡山方面側にある車両基地だ。
車両基地には、今乗ってきた因美線のキハ120系、あさかぜで下関に行ったときに見た黄色がかわいいキハ40系、オレンジ色のディーゼル機関車などが見える。



しばらくホームで待っていると、車両基地から列車が出てきた。
これがこれから乗る津山線各駅停車岡山行き、キハ40系だ。
この列車も、あさかぜ旅行のときに下関駅で初めて出会い、西の列車はかわいいなぁと思った列車だ。

屋根の上から煙を吐きながらごとごとと走ってきた列車は、いったん鳥取方面に引っ込んでから、あらためて津山線のホームに入ってきた。

(2006年8月22日。津山線津山駅にて撮影)

もしよかったら、本家HPに旅行記を作成しましたので、そちらもご覧ください。

2006夏・青春18きっぷの旅

《2006夏・青春18きっぷの旅》  

2006年10月08日

青春18きっぷの旅《因美線編・その6》=津山駅到着=



高野駅で、わんちゃんやその飼い主さん、一緒に雨宿りをしたおばあさんなど、少しのふれあいをしたあと、また、列車に乗って、終点の津山駅を目指す。

因美線の始発駅、鳥取駅を出たのが早朝5時2分で、終点津山駅に到着したのは午後の2時。
9時間もかけて4つの駅を見てきた。
高野駅の3時間が示すように、因美線、特に智頭以南はローカル化が進み、極端に本数が少ない。
かつては山陰の鳥取と、山陽の岡山を結ぶ重要な陰陽連絡線だった、因美線。急行「砂丘」が走り、タブレット閉塞に必要なタブレット交換が淡々と行われていた路線。
しかし、智頭急行の開通によって、陰陽連絡線の任を解かれ、急行砂丘が廃止になったことで、駅は無人化し、路線はローカル化の一途をたどった。

列車は一日7往復。乗降客も少ない。しかし、だからこそ、古きよき時代の姿がそのまま残る。そしてその姿が、地元の方々の深い愛情の賜物であることを、肌で感じることができた。

一駅で過ごした時間平均約2時間。普通に考えたら暇で退屈な、とてつもなく長い時間。しかしどの2時間も、ゆっくりとした時の流れの中で、のんびりと、しっかりと過ごした時間。

因美線の終着駅は正確には津山駅のひとつ前の東津山駅だ。実際には東津山駅から津山駅は姫新線で、因美線は津山駅まで乗り入れている形になる。
青春18きっぷの旅《因美線編》は、ここで終了だ。

(2006年8月22日・津山線津山駅にて撮影)

もしよかったら、本家HPに旅行記を作成しましたので、そちらもご覧ください。

2006夏・青春18きっぷの旅

《2006夏・青春18きっぷの旅》  

2006年10月07日

青春18きっぷの旅《因美線編・その5》=高野駅=



美作滝尾駅で木のぬくもりをたっぷり感じた後、また列車に乗って、お隣の高野(たかの)駅で降りる。
列車を降りたのは私一人。そんな私を改札で迎えてくれたのは・・・



普通なら、「かわい~」となるところだが、実は私はわんちゃん怖い・・・
案の定、わんちゃんはびびる私にわんわん吠える・・・困った。

しかたないので改札を通らず(無人駅だからこんなこともできる)、駅舎をぐるっとまわって正面に出た。



駅舎はこれまでの美作河井や美作滝尾と同じように、赤い屋根に、三角のファサードを持つ、木造駅舎。
三角屋根の入口には、こんなふうに駅名板が掲げられている。



入口を入って、左側、切符売り場がある。しかし、無人駅の今ではまったく機能していないらしく、窓口も何もかも、ベニヤ板が打ちつけられている。



入口から正面、ラッチ越しにホームを見る。
高野駅も美作河井駅と同様に、かつては対向式の2面2線を持ち、交換設備のある駅だった。
そして、美作河井と同じように、通過する急行「砂丘」に対して、タブレットキャッチャーによるタブレットの受け渡しが行われていた。

しかし、砂丘の廃止とともに無人化された今では、ラッチ越しに見える反対側のホームは草ぼうぼうの状態で放置されている。



入口、右側の待合室。
駅舎の中はさまざまな待合室の設備が取り払われ、ベンチ以外は何もなく、がらんとしている。

入口を入ると、改札口のわんちゃんの飼い主さんらしき方が休んでおられる。
私に吠える犬と、それを怖がる私とを不思議そうに見比べながら、「まだ子どもだから遊んで欲しくて鳴くんだよ」とおっしゃる。
まぁ、確かにそうなんだけれど・・・。

おじさんは「山に登るの?」と聞くので、「いえ、駅舎を見にきたのです」と答えると、「もうなにもなくなっちゃったよ」と寂しそうにおっしゃった。
大方の窓をベニヤ板で覆われた姿、それを寂しく感じているのは、だれよりも地元の方たちかも知れないなぁ、そんなふうに思った。

美作滝尾駅ではるかかなたに聞いた雷鳴は、ここで本格的になり、あらあらと思うまもなく、土砂降りになった。
保線担当の職員の方たちが様子を見にこられたりして、まずいなぁ、と思ったが・・・
ここで味方をしたのは、3時間の待ち時間だった。
計画を立てる段階で、苦慮した3時間の待ち時間が、うまい具合に雨宿りの時間となったのだ。



本を読んだりぼうっと考え事をしたりしているうちに、いつの間にか3時間が過ぎた。
そして、あんなに激しかった土砂降りはいつのまにか止んで、荒れ果てたホームの向こう側には青い空が広がりはじめた。

(2006年8月22日・因美線高野駅にて撮影)

もしよかったら、本家HPに旅行記を作成しましたので、そちらもご覧ください。

2006夏・青春18きっぷの旅

《2006夏・青春18きっぷの旅》  

2006年10月01日

青春18きっぷの旅《因美線編・その4》=美作滝尾駅=

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美作河井駅で1時間40分のゆったりな時を過ごし、また列車に乗り込む。
知和(ちわ) → 美作加茂(みまさかかも) → 三浦(みうら) と通過して、次の美作滝尾(みまさかたきお)駅で降りることにする。
美作滝尾駅は、映画「男はつらいよ」のロケ地としても知られている駅だ。

駅舎の形など、外見は美作河井駅とよく似ている。しかし、駅舎の古さはさっきの美作河井駅以上で、板張りの壁はもちろん、窓枠もドアも、すべてがみごとな木造だ。

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三角屋根のファサードの下に掲げられた駅名板はこんな感じ。

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入口の木枠のドアから、駅舎の中に入る。
入って左側には、切符売り場がある。
木製のドアを入って切符売り場に立ち寄り、切符を買う。
切符売り場の窓枠も、切符を受け渡すカウンターも木製だ。
丸みを帯びたシルエットがやわらかい。

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切符を買ったら右側を振り向き、その先の改札をくぐる。
改札にはラッチがあり、それもやはり木製。

無人駅のこの駅で、切符を買うことも実際にはない。
しかし、誰もいないはずの木製ラッチに、駅員さんがにこやかに立っている錯覚を覚える。

温かな木のぬくもりの中で、1時間半の時間を過ごす。
待合室のベンチに座って本を読んでいると、はるかかなたで雷の音が聞こえたりして、待合室でいっしょになった地元の方と、「今のは雷?」なんて話をしたりしているうちに、津山行きの列車が到着した。
列車に乗り込み、次の駅を目指す。

(2006年8月22日・因美線美作滝尾駅にて撮影)

もしよかったら、本家HPに旅行記を作成しましたので、そちらもご覧ください。

2006夏・青春18きっぷの旅

《2006夏・青春18きっぷの旅》  

2006年10月01日

青春18きっぷの旅《因美線編・その3》=美作河井駅=

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土師(はじ)駅、那岐(なぎ)駅を、キハのボックスシートから眺め、そのお隣の美作河井(みまさかかわい)駅で降りる。
朝7時8分、あたりはまだ朝もやに包まれている。

列車を降りて、改札を出る。
駅舎は、赤い屋根に下見板張りの壁、ハーフティンバーの白い壁に小さな三角屋根のファサードを持つ、木造の駅舎だ。
下見板張りの壁など、ペンキが剥げ落ちてしまっているが、そこには山間の厳しい気候に耐えてきた長年の歴史を見ることができる。

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三角屋根のファサードから向こう側を見てみる。
鉄製の小さなラッチ越しに見える、四角く切り取られた風景が、都会での日々の疲れを忘れさせてくれる。

しかし、歴史を感じる駅舎の中にあって、この三角屋根だけ妙にきれいな感じがする。
なぜだろうとあちこち調べてみたところ、2003年12月に積雪のためにもともとあった平らな庇が崩壊、地元の人々の熱意により新しく三角屋根のファサードが完成したのだそうだ。

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駅舎側からホームを眺めてみる。
ホームに建つ赤い屋根の待合室と、深い緑とがとてもきれいに交わっている。

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やがて、津山方面から列車がやってきて、にぎやかな団体さんを降ろして行った。
静かな山間の駅は、若い娘さんたちの声で華やいだ。

広い敷地の中にポツンとホームがある、一見そんなふうに見える美作河井駅のホーム。
しかし、かつてはこの広い敷地がすべて、鉄道施設だった。かつては蒸気機関車が利用した、ターンテーブルの跡も、どこかに放置された状態であるらしい。
島式、1面2線を持ち、交換設備がある立派な有人駅だったが、日に何往復かした急行「砂丘」は、乗降客も多くないとして通過していた。
そのため、タブレットキャッチャーによってタブレット交換を行う駅として、鉄道ファンの間ではひそかに人気があった駅だ。

急行「砂丘」の廃止とともに、タブレット交換もなくなり、駅員もいなくなって、無人駅となり、同時に線路もはがされ、棒線化された。

誰もいないホームに腰を下ろして本を読んでいると、どこからともなく当時の喧騒が聞こえてくるような気がする。
こうしてにぎやかだった昔と、静寂の現在の狭間で、1時間40分を過ごした。

(2006年8月22日・因美線美作河井駅にて撮影)

もしよかったら、本家HPに旅行記を作成しましたので、そちらもご覧ください。

2006夏・青春18きっぷの旅

《2006夏・青春18きっぷの旅》  

2006年10月01日

青春18きっぷの旅《因美線編・その2》=智頭駅=

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朝1番のオレンジ色のキハに乗って、今日一日の旅が始まった。
キハは、真っ暗な鳥取駅を出発し、津ノ井(つのい) → 東郡家(ひがしこおげ) → 郡家(こおげ) → 河原(かわはら) → 国英(くにふさ) → 鷹狩(たかがり) → 用瀬(もちがせ) →  因幡社(いなばやしろ) と進んで、5時51分、智頭駅に到着した。

真っ暗だった空はすっかり明けて、明るくなっている。
途中、どこかの駅で雨が降ってる感じもあったけれど、智頭駅に着いたときには晴れ間も見えていた。

因美線は 鳥取←→津山 を結ぶ路線だが、直通列車は一本もなく、すべてこの智頭駅で乗り換えとなる。
津山方面行きの列車が来るまで、待ち時間は約30分。早速改札を出て、外に出てみる。

赤い瓦屋根の木造駅舎は、三角のファサードが程よく目立つ。

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ファサードの三角屋根の下には、こんなふうに赤い文字でくっきりと駅名が掲げられている。
駅名の横、取ってつけたような青文字の「JR」は、智頭駅から上郡へ向かう、第三セクターの智頭急行と区別するためか。

智頭駅自体はそこそこにぎわっている。
しかし、陰陽連絡線としての任務を、智頭急行に奪われてしまった形の因美線は、智頭駅を出ると、文字通りのローカル線となるのだ。

(2006年8月22日・因美線智頭駅にて撮影)

もしよかったら、本家HPに旅行記を作成しましたので、そちらもご覧ください。

2006夏・青春18きっぷの旅

《2006夏・青春18きっぷの旅》  

2006年09月30日

青春18きっぷの旅《因美線編・その1》=1番列車に乗って=

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鳥取で十分に羽を休めて、青春18きっぷの旅・2日目は、因美線、津山線に乗って、岡山を目指す。
夕方、日本列島の反対側の岡山に到着するためには、1番列車に乗らなければならない。

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そんなわけで、朝は4時起床。身支度を整え、チェックアウトして鳥取駅に向かう。

鳥取駅から乗るのは、因美線のキハ47。山陰本線のオレンジ色のキハと同じ、原色の首都圏色だ。

まだ夜の明けきらないホームは、閑散としている。
外はまだ真っ暗だけれど、ホームには暖かな灯が灯り、乗客を待っている。

ここから今日の旅が始まる。さて、果たして何が起こるやら。

(2006年8月22日・鳥取駅にて撮影)

ところで・・・
18きっぷの旅を終えてはや1ヶ月、ブログの更新は遅々として進みません。
もしよかったら、本家HPに旅行記を作成しましたので、そちらもご覧ください。

2006夏・青春18きっぷの旅

《2006夏・青春18きっぷの旅》