2005年06月03日
たんぽぽ満開=南武線・矢向電車区にて=

首都圏にあってはローカル線の部類に入る南武線。
東京都下の立川と神奈川県の川崎を結ぶこの路線は、山手線の外側をぐるっと回る武蔵野線の延長上にある感じ。
6両編成の短い列車だが、沿線には工場が多く、朝のラッシュは結構大変らしい。
武蔵小杉を川崎寄りに少し行くと、新幹線と交差する。
直角にすれ違ったはずの新幹線は、やがて次の向河原駅近くで一瞬平行になる。
うまくするとピューンと走り過ぎる白地にブルーの新幹線を、駅に隣接するNECの工場越しに見ることができる。
ところで、矢向電車区、川崎駅の二つ手前、矢向駅の向こう側にあるのだが、私がここが好きなわけがある。
駅から見える線路の引込み線に、黄色いたんぽぽがわんさか咲くのだ。
季節は春、もう2ヶ月も前のことだが、入梅前の気分転換に。
(2005.04.09 撮影)
2005年06月03日
次は君の番だよ、209系=南武線・矢向電車区にて=

現在の南武線を背負って立つのは205系の電車たち。
しかし、次代はきっと209系、君たちだ。
京浜東北線を走る電車と同じ型で、南武線ではこの209系はわずか2編成しかないそうな。
私としてはこの車輌、実はあまり好きではない。
前面のプラスチックのような白いフレームがなんだか取ってつけたような感じなのと、窓がスモークガラスになっていて、車窓からの景色がいまいちなのがあまり好きではない理由。
それでもわずか2編成しかないこの車輌に乗合わせると、なんかいいことが起こるような気がするのだ。
2005年06月03日
まだまだがんばれ、205系=南武線・矢向電車区にて=

ついこの間(4月17日)、山手線から姿を消した205系。
東京都の立川駅から神奈川県の川崎駅までを往復するJR南武線ではまだまだ健在だ。
南武線ではついこの間まで103系のカナリア色が走っていた。
最後の1編成がなくなったのは平成16年の12月とのことだから、本当についこの前まで元気に走っていたはず。
しかし、私の記憶の中では、気づいたときにはもうなかったのだ。
205系もそのうちきっと引退するだろう。そうなる前に、その姿を残しておきたいと思う。
※RSのおぺさんの《東京と周辺訪問 その3 南武線の電車》にトラばらせていただきます。
2004年11月14日
運転席から =JR南武線にて(その2)=

運転手さんから見た眺め(ちょっと右より)。
JR南武線 尻手駅付近。
反対側から下り立川行きが入線してくる。
線路はくっついたり離れたりしながら、やがてどこまでも平行な2本のレールになる。
首都圏ではローカル線の部類に入るこの路線。
そういえばついこの前まで、黄色い電車(103系?)が走ってたのに、今はもう見ない。
これもまた残念な気分。
2004年11月14日
運転席から =JR南武線にて(その1)=

JRの電車は、一番前から運転席が見える。
(私鉄ではブラインドが下りていることが多いけれど)
速度計などの計器と共に、運転手さんの懐中時計をはめ込む穴がある。
私はあれがなぜか好き。
運転手さんの左手は加速の時にぐっと力が入り、スピードが出ると離される。
右手は常にレバーに置かれていて、ときどき押したり引いたりしている。
電車の運転、全然知らないけれど、眺めてるだけでこの電車を動かしている気分になれる。