さぽろぐ

旅行・温泉・観光  |その他の都道府県・海外

ログインヘルプ


スポンサーリンク

上記の広告は、30日以上更新がないブログに表示されています。
新たに記事を投稿することで、広告を消すことができます。  
Posted by さぽろぐ運営事務局 at

2007年05月05日

こどもの日にちなみまして・・・

今日はこどもの日だということで、ちょっと童心に返ってみようかと・・・。



町の駄菓子屋さんのガラスのケースの中には、こんなふうにごちゃごちゃと宝物がいっぱい入っているんです。
どれにしようかなって、ずいぶん長いこと悩みましたっけ。



朝になるとね、牛乳屋さんが牛乳を届けてくれるんです。
月に一度、集金の日には、「マミー」とか「ソフトラック」とかサービスしてくれるんですよね。
兄弟と、誰が何を飲むのか、真剣にもめましたっけ。
学校の給食にも出てくる牛乳瓶のふた、何のためにこんなに集めたんでしたっけね。



像が乗っても壊れないアーム筆入れ、衝撃的なデビューでした。
うちでは結局買ってもらえなかったんですけどね。
それにしても筆箱ってやつ、なんであんなに次から次へと欲しかったんでしょうね。



大切な筆箱使って宿題も済んだら、そろそろ夕飯の時間です。
なんといっても一番の大好物は、カレーライス。
やっぱりグリコワンタッチカレーですよね。
もちろん食後のデザートは、でっかい缶に入った粉末のオレンジジュースでしょう。



中学校に入学すると、いよいよ思春期に突入です。
一年中、部活動に熱中してましたっけ。
夏休みになるとね、先生たちも買い食いを黙認してくれるんです。
学校の近くの文房具屋さんに寄って、ぐびぐびっと飲むのはなんといってもコカ・コーラですよね。
甘ったるいジュースなんて子どもの飲み物は、とても飲めません。

昭和の時代が終わって早19年。昭和は遠くになりにけり、です。



「オレンジ電車で奥多摩へ」の旅、何気に下車した青梅駅は、「昭和の町」なのだそうでして。
ちょっとぶらついてみようかな、と青梅駅から数分ほど歩いたところに、「昭和レトロ商品博物館」とやらがあります。
入館料大人300円。
まぁついでだから入ってみようかなぁ、とのぞいたその奥には、一番輝いていた時代がありました。

昔少年少女のみなさん、機会があったら一度行ってみてください。  

Posted by じゅの at 02:36Comments(9)思い出ノート

2005年11月23日

ALWAYS=三丁目の夕日=

20051119_always.jpg

舞台は昭和33年。東京。
青森からの集団就職列車、C62が鉄橋を渡るシーンから始まる。

車窓から見る東京の姿に、驚き、胸を膨らませる少年少女たちは、独特な「うえのぉ〜、うえのぉ〜」のアナウンスに迎えられて、北国からの玄関口、上野駅に降り立った。改札の上に渡された1本の針金にかかる列車の行き先、発車時刻、発車番線の書かれた札が、わくわくしながら北の列車たちを眺めたあの頃と同じだ。

昭和33年。
終戦から10年余りが経過し、高度経済成長の波が押し寄せ始めた頃。東京の下町、夕日町三丁目の商店街にも、その活気が溢れている。

大通りから一本中に入った商店街の路地には、昭和33年の姿が息づいている。スクリーンの中にさりげなく現れる時代の顔がある。それは「両切りの缶ピース」だったり、「力王たび」の広告看板だったり、電気屋さんの店頭に置かれた「Panasonic」の坊やだったり。

ストーリーはよくある人情物語。特にひねったところはなく、ごくシンプルなお話し。多分こうなるね、と先は読めているのに、素直に感動できるのは、心がそれだけシンプルな感動を欲しているからかも。

三丁目の路地を走りぬける白い犬を眺めながら、どこにでも野良犬がいたこと、それが自然だったことを、不思議な気持ちで思い出す。

三丁目の商店街から、建設中の東京タワーが見える。足の部分から建ち上がり始めた鉄塔は、時の流れと共に空に伸び、やがて完成した姿を見せる。東京タワーがあんなに高かったこと、あらためて思い出した。

ほころびかけたセーターにつぎを当てて子どもに着せる時代。決して裕福なわけではない。だけれど、人々は輝いていた。

↓「ALWAYS 三丁目の夕日」オフィシャルサイトです。興味のあるかたはどうぞ。
always_banner01.gif  

Posted by じゅの at 06:49Comments(4)思い出ノート

2005年05月29日

樫の木陰でお昼寝すれば by 陸奥A子

20050529_mutu_ako.jpg

古本屋さんから注文しておいた本が届いた。

陸奥A子の『樫の木陰でお昼寝すれば』と『すこしだけ片想い』
ずっと読みたくて、探していた本だ。
ネット上で『1500円』で見つけたとき、少し躊躇したけれど、やっぱり諦めきれずに注文してしまった。

IVYの似合う華奢な主人公。
シャイな主人公が繰り広げる、青春時代の淡い恋物語。
物語をひとつ読み終わるたびに、私の心もゆっくりと時間を遡り、少しずつ主人公に近づいて行く。  

Posted by じゅの at 22:10Comments(2)思い出ノート

2004年08月08日

なくなっちゃうのね。湘南電車

湘南電車が姿を消すらしい。

[緑とオレンジの元祖「湘南色」、半世紀で幕 JR東]:http://www.asahi.com/national/update/0806/007.html

正確に言うと、消えるのは『湘南電車』ではなく、『湘南色』の電車。オレンジ色と緑色のツートンカラーのやつ。

でも、私の中ではあの色の電車=湘南電車。
そして、私の電車好きの原点にある電車。

私が幼い頃を過ごしたふるさとは、伊豆・箱根への玄関口といわれる東海道線小田原駅から、単線のローカル電車に揺られて20分ほど行ったところ。
今ではベットタウン化して、住宅も随分増えたけれど、それでもまだまだたんぼの真ん中を二本のレールが突っ切る様が見られるところ。

ローカル電車に乗って、小田原駅に出ると、そこに見える湘南電車、あれに乗ればどこへでも行かれる気がして、あの先に私の未来がある、と思ったものだ。

オレンジと緑、確かその沿線の特産物である「みかん」をイメージしていると聞いたような。

重たいスチール製、それなりに風格がある。
そして、東京駅に集まる、そのシンプルだがカラフルな色使いが好きだった。

中央線のオレンジ、総武線の黄色、山手線の黄緑、そして京浜東北線の水色。
その中にちょっぴり渋みのある、青とベージュの横須賀線があり、オレンジと緑の東海道線が混ざる。

今はどれもぱっと見は同じシルバーで、軽いステンレス製。
なんだか駅の楽しみがまた減ったな、という感じ。

そうだ、湘南電車、撮りに行こう。撮影スポットはどこがいいだろうか。  

Posted by じゅの at 09:38Comments(11)思い出ノート

2004年07月06日

赤ちょうちんと電話ボックス

朝、その日の気分に合わせて、MDを選ぶ。
今朝選んだMDは、かぐや姫の「Best Dreamin」だった。

ちょっと元気が欲しいな、というときは、息子が録音してくれた最近のヒット曲。
気分が落ち込み気味のときは、ちょっと暗めに中島みゆき。
そして、比較的気持ちが落ち着いているときは、かぐや姫やNSPなど、わが青春時代の愛唱歌を選ぶことが多い。

バスの中で、本を読むのをちょっとやめたとき、耳元に流れてきたのが、「赤ちょうちん」のここ。

♪あなたと別れた雨の夜 公衆電話の箱の中 ひざをかかえて泣きました

そういえば昔の電話ボックスって、ベージュの鉄板で、上半分だけガラスの窓になってて、そこにしゃがみこんだら自分だけの空間ができたよな、と、つらつらと考えた。
赤ちょうちんの彼女が電話ボックスでひざを抱えたあの日、どんな天気だったのかな、と余計なお世話。冬なら寒いし、夏なら暑いよね、と。

そこまで考えて、ふとrevolutionさんの「エアコン付の公衆電話」を思い出し、なんだか笑ってしまった。
あの頃、これがあればきっと彼女は快適だっただろうに、と。

というわけで、 [revolutionさんの「エアコン付の公衆電話」]:http://sapolog.com/u/4125/%a4%bd%a4%ce%c2%be/0000096821.html にとらっばってみます。

あともうひとつ、私の大好きなサイト、 [Megさんの「♪赤ちょうちん」]:http://sapolog.com/u/3515/%b2%bb%b3%da/%a4%ab%a4%b0%a4%e4%c9%b1/0000040697.html にも。

私の思い出は70年フォーク。Megさんにはこれからもときどきご登場願うかも。  

Posted by じゅの at 12:14Comments(6)思い出ノート