2016年10月01日
民話の里、遠野を訪ねる
実に3年半ぶりの投稿です。
大きな旅は2011年の夏以来、いろいろあって旅に出られない状況になっておりましたが、
9月8日、9日、10日と、久々の旅に出ました。
行き先は岩手県の花巻、遠野。
テーマは「童話と民話に親しむ旅」でした。
花巻、釜石を結ぶ釜石線は、宮沢賢治が愛した鉄道です。
釜石線の前身である岩手軽便鉄道が、賢治の「銀河鉄道の夜」の舞台です。
賢治の童話の世界は置いておいて、駅鉄の私としての興味は「遠野駅」でした。
釜石線のちょうど中ほどに、遠野駅はあります。

石造りの、立派な駅舎です。

ホームに設置された駅名標は、賢治の世界をイメージしています。
駅には賢治にちなんで、エスペラント語の愛称がついています。
遠野駅は「フォルクローロ(民話)」です。

駅前のポストの上には、民話の里、遠野のシンボルの一つ、河童が乗っていました。

駅前ロータリーには池があり、そこにも河童が住んでいます。河童たちは会議中、でしょうか。

駅舎の対面には観光案内所があり、その屋根の上に櫓があるのですが、こちらの手すりには天狗が座っています。
河童も天狗も、柳田國男の「遠野物語」に出てくる登場人物ですね。
1914(大正3)年に、岩手軽便鉄道開通と同時に開業した遠野駅、現在の駅舎は1950(昭和25)年に建てられたものです。
ヨーロッパの建築様式を取り入れた、石積みの建物は、実に立派、実に重厚です。
駅舎の二階には窓が並んでいますが、ここはかつて「フォルクローロ遠野」という、JRが運営するホテルだったそうですが、現在では営業を終了しています。
建物は築60年を超え、老朽化が目立ち始めているそうで、JR東日本はコンパクトな駅舎に建て替えるという意向を示しているそうです。
また一つ、美しい駅舎が消えてしまう、でも様々な事情もあって、仕方ないのか、と思う民話の里巡りでした。
大きな旅は2011年の夏以来、いろいろあって旅に出られない状況になっておりましたが、
9月8日、9日、10日と、久々の旅に出ました。
行き先は岩手県の花巻、遠野。
テーマは「童話と民話に親しむ旅」でした。
花巻、釜石を結ぶ釜石線は、宮沢賢治が愛した鉄道です。
釜石線の前身である岩手軽便鉄道が、賢治の「銀河鉄道の夜」の舞台です。
賢治の童話の世界は置いておいて、駅鉄の私としての興味は「遠野駅」でした。
釜石線のちょうど中ほどに、遠野駅はあります。

石造りの、立派な駅舎です。

ホームに設置された駅名標は、賢治の世界をイメージしています。
駅には賢治にちなんで、エスペラント語の愛称がついています。
遠野駅は「フォルクローロ(民話)」です。

駅前のポストの上には、民話の里、遠野のシンボルの一つ、河童が乗っていました。

駅前ロータリーには池があり、そこにも河童が住んでいます。河童たちは会議中、でしょうか。

駅舎の対面には観光案内所があり、その屋根の上に櫓があるのですが、こちらの手すりには天狗が座っています。
河童も天狗も、柳田國男の「遠野物語」に出てくる登場人物ですね。
1914(大正3)年に、岩手軽便鉄道開通と同時に開業した遠野駅、現在の駅舎は1950(昭和25)年に建てられたものです。
ヨーロッパの建築様式を取り入れた、石積みの建物は、実に立派、実に重厚です。
駅舎の二階には窓が並んでいますが、ここはかつて「フォルクローロ遠野」という、JRが運営するホテルだったそうですが、現在では営業を終了しています。
建物は築60年を超え、老朽化が目立ち始めているそうで、JR東日本はコンパクトな駅舎に建て替えるという意向を示しているそうです。
また一つ、美しい駅舎が消えてしまう、でも様々な事情もあって、仕方ないのか、と思う民話の里巡りでした。