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2005年11月06日

湯けむりの町、草津を訪ねて《その11》=長野原草津口駅・ホームにて=

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吾妻線の終着駅ではないけれど、草津温泉への玄関口であるこの駅は、その風格を備えているように思う。

川原湯温泉駅から乗ってきた列車は、先頭車輌をテールランプに変えて、折り返しの準備を整えている。

ローカル線にしてはたくさんの乗客を降ろし、それぞれに改札に向かったあと、ホームは静まり返る。

ついさっき、間違えて乗ってしまったお客さんと、乗務を終えた車掌さんがそこで話していた。
少人数の団体さんに囲まれた車掌さんは、「間違いと気付いたのに降りなかったの?それじゃぁどうにもならないでしょう。気付いたらすぐに降りなきゃぁ」と言い、お客さんは「そうだよねぇ」と笑っている。
その後、どんなふうに話がついたのかは知らないけれど、なんだかその会話にのんびりとした温かさを感じた。

列車から降りてきた若いカップルは、彼氏が先頭車両にカメラ付き携帯を向けた。何枚か撮って「よっしゃ!」とはしゃぐ彼氏を、彼女は静かに「ほら、じゃまやで」とたしなめた。
カメラを持ったまま、二人のほほえましい姿に何気なく見入っていた私を気遣っての一言だった。

何かを求めて乗り鉄の旅に出る私、求めていることは旅先でのこんなちょっとした出会いなのかも知れない。

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この記事へのコメント
そうですね。その土地の風物も人とのふれあいも全部ひっくるめての旅の良さ。
それがあるから、一つの旅が終わっても
又次の旅を見つけて出掛ける・・・。
じゅのさんの旅日記を見ていつもそう感じます。
Posted by nonkoge at 2005年11月08日 01:12
すごいレジャーがあるわけではないのですよね。
だけれど、知らない町に行って、何にも知らない町なのに、その町らしさを感じるこができるとき、あぁ、よかったなぁって思います。
その場所へ行って何かをするのが目的ではなく、その場所へたどり着くまでの行程を楽しむ私は、nonkogeさんが言うとおり、移動の時間もなにもかも全部ひっくるめての楽しさなので、ちょっと得した気分ですよ。
さて、次はどこ行こうかな、もうそんなことを考えています。
Posted by じゅの at 2005年11月10日 22:24
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