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2006年12月29日

房総半島の駅舎を訪ねる《その8》=浜金谷(はまかなや)駅=

房総半島の駅舎を訪ねる《その8》=浜金谷(はまかなや)駅=

上総湊駅の次の次、浜金谷(はまかなや)駅。
千葉県富津市に位置する。
1916(大正5)年開業。
この駅舎もまた、開業以来の木造駅舎だ。

駅から約6分ほどのところにある金谷港は、東京湾フェリーで久里浜との間を35分で結んでいる。
近くには鋸山もあり、ロープウェーで登ることができる。

駅舎を正面から見てみる。
鮮やかな水色の瓦屋根と、手作り風の駅名板が印象的だ。

房総半島の駅舎を訪ねる《その8》=浜金谷(はまかなや)駅=

駅前から、千葉方面に少し歩くと、ここにもレンガ積みのトンネルがある。
何本もの線路が、くっついたり離れたりしながらトンネルの直前で一本になる姿が美しい。

房総半島の駅舎を訪ねる《その8》=浜金谷(はまかなや)駅=

あのトンネルから出てくるスカ色を捕らえよう、そう思ってしばらくその場に佇む。
やがて、トンネルから、下り館山行きの列車が顔を出した。

房総半島の駅舎を訪ねる《その8》=浜金谷(はまかなや)駅=

そうやって本当は乗るはずだった館山行きを見送り、駅に戻ってくる。
正面から右側、館山方面に何気に歩いてゆく。
そこには思いがけずの丸ポストがある。
きれいな水色の甍と、原色の赤。よく合っているような不釣合いのような。

房総半島の駅舎を訪ねる《その8》=浜金谷(はまかなや)駅=

次の館山行きに乗るためにホームに出る。
ホームは島式1面2線。待合室のあるホームと駅舎とを跨線橋が結ぶ、房総半島で見慣れたスタイルだ。

出かける前にネットで調べた浜金谷駅は、上総湊駅に似た黒い瓦屋根が乗っていたはず。
観光地を意識して、老朽化した屋根を葺き替えたのだろうか。
明るい水色、それはそれできれいだけれど、古ぼけた黒い瓦屋根なら、赤い丸ポストもぴったりと決まったのかな、そんなふうにも思う。

(2006年11月4日・内房線浜金谷駅にて撮影)

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