てんとうむし

じゅの

2004年05月15日 16:08



例によって、マンション周りをぐるっと一周。
金網の向こう側の土手に咲いた姫紫苑。
白い花の中に、ちょっと違った色合いを見つけ、目をこらす。

花の中にいたのは、「ななほしてんとう」。

長男が小さい頃、大好きだった絵本を思い出す。
福音館の月刊誌、こどものともの中の絵本で、てんとうむしが花の幹をどんどんどんどん上に向かって登って行く。そして最後は・・・

長男は何度も何度も「読んで」とせがんだ。
そして、私もこの絵本からてんとうむしの習性を知った。

写真をとり、他の景色に目を移し、また姫紫苑に目をやる。
すると、そこにはもうてんとうむしはいなかった。
そう、てんとうむしは、上へ上へと上り、てっぺんに到達したとき、留まることなくそこからさらに上へと飛び立つのだ。

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