青春18きっぷの旅《エピローグ》=青春18きっぷと下車印=

じゅの

2006年11月19日 23:52



北陸本線は米原駅に着き、そこから東海道本線に乗り換えて、2日前に夜行列車ムーンライトながらを降り立った大垣駅に戻ってきた。
ここからまた、東京行きの夜行列車ムーンライトながらに乗る。

8月20日の深夜11時43分に東京を出て、8月24日の早朝4時42分に東京に戻る2泊5日の旅はまもなく終わろうとしている。

当初の計画は、3日目はのんびりと山陽本線、東海道線を乗り継いで、東京へ帰る予定だった。
しかし、ほんの2,3日前、思い立ってみどりの窓口に行ってみたら、東京行きのムーンライトながらの切符が取れてしまった。
そこで急遽計画を練り直して、3日目の播但線、舞鶴線、小浜線を入れたのだ。
餘部鉄橋を中心に、山陰、山陽地方を廻ろう、それが当初の計画だった。
つまり、北陸若狭湾は、いちかばちかのおまけだったのだ。
夕闇迫る車窓を眺め、はるかかなたの未知の地に一抹に不安を抱きつつ、終わってみればしっかりと心に残るおまけになった。

全部で路線にしたら9路線。駅にすれば186駅(数え間違いがなければ)。降りた駅が乗り換えのみを含めて25駅。乗車キロ数は・・・面倒くさいから計算しない。そして途中下車は・・・青春18きっぷの下車印のとおり(押されていない駅ももちろんあり)。
疲れた・・・けれど楽しかった。感想はそれ一言。

はじめての青春18きっぷの旅。もうこれで最後となるか、もう一度・・・となるか。
多分私は後者、もう一度のリピーター。

気がつけばもうあれから3ヶ月の月日が過ぎた。
日常の生活に戻った今、心はもうすでに次の18きっぷを描いている。

(2006年夏・青春18きっぷの旅・完)

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