日光初秋の旅《その6》=気品高き日光駅=
この駅舎見たさに、遠回りしてJR日光線に乗った。
ちょうど、門司港駅を一回り小さくしたような感じの、ネオ・ルネサンス様式。
1912(大正元)年に建てられた歴史ある建物で、JR東日本管内では現存する駅舎の中で最も古いものだそうだ。
近くにある田母沢御用邸を訪れる皇族や、外国からの要人も多く、来訪の際に休息をされた貴賓室も保存されている。
駅舎の様子も、そこで働く駅員さんたちの様子も、どこかおっとりした感がある。
目と鼻の先に東武日光駅があり、駅前の賑わいはすっかりそちらに取られてしまったのか、ひっそりとしている。
気品高き日光駅にも、栄枯盛衰の歴史がある。
左端:2階、貴賓室への階段
2番目:貴賓室(現在はイベントコーナーなどに使われている)
3番目:貴賓室からの階段から改札を見る
右端:待合室
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