白いボディーに青いラインを求めて《その4》=関東鉄道常総線(下館駅にて)=
真岡鐵道から視線を反対側に移すと、こちらにも見慣れない列車が停まっていた。
あれはなんだ?と思い、跨線橋を渡り、停車しているホームへ行ってみる。
関東鉄道・常総線だ。
下館 - 取手間を走る。
下館から途中の水海道(みつかいどう)までは、単線のローカル列車。しかし、その先から終点取手までは複線化されていて、ラッシュ時には7分間隔に運行される重要な通勤線となる。
茨城県内ではこれだけ重要な路線なのに、なぜ電化されないのか。
それは、柿岡の地磁気観測所による制約があるからだそうだ。
研究都市、つくばを抱える茨城県らしい事情だなと思いつつ、煙をはきながらごとごとと発車するキハを眺める。
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