白いボディーに青いラインを求めて《その9》=待ってたよ、白いボディーと青いライン=

じゅの

2005年11月27日 12:27



小山行きは羽黒駅で下り列車とすれ違うはず。
そう思ってもうしばらく踏切に佇む。

それから約5分、はるか羽黒方面からかすかに列車の響きが聞こえてきた。
こんどこそ、と凝らした目に、白いボディーが写る。

これが水戸線に乗ろうと思った「わけ」だ。
東北本線で小山駅を通るたびに目に入っていた車輌。
白いボディーにブルーのラインがなんともさわやかで、すごく気に入っていた。
次に出かけるときは、あれに乗りたい、そう思っていた。

面構えはみかん電車に似ているけれど、こっちは415系という。
あさかぜで下関に出かけたとき、山陽本線や九州の鹿児島本線などでよく見かけた列車と同じ形。

関東では水戸線・常磐線を走る。
西日本を走る列車と同じように見えるけれど、ブルーの色が微妙に違うらしい。
そんなJRのこだわりも、なくなってしまう日もそう遠くはないだろう。


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