2007年08月11日
九州地方の駅舎を訪ねる《はやぶさ号にて》=チキン弁当=

出発の30分前には東京駅に到着し、夕食の調達。
地下通路のお弁当屋さんに行き、駅弁を買う。
今日の夕食はこれ、「チキン弁当」に決めていた。
NRE(旧・日本食堂(株))のチキン弁当は、ケチャップ味のチキンライスにフライドチキンという、とてもシンプルな組み合わせ。
昨今の豪華なお弁当群の中にあっては、これといって特筆すべきセールスポイントがあるわけではない。
しかし、私は今回、チキン弁当にこだわった。
小学校に入ったばかりの頃だったか、家族で東京駅から始めて東海道新幹線に乗ったとき、母が買ってくれたのがこのチキン弁当だった。
多分、あれが私の記憶に残る一等最初の駅弁だったと思う。
当時はまだめずらしかったオレンジ色のチキンライスが見る目にも嬉しくて、夢中になって食べた記憶がある。
あの頃は確か、下にチキンライス、上にフライドチキンの2段式になっていたような気がする。
フライドチキンは骨付きで、嬉しくてがぶっとかぶりついたとき、思い切り骨をかんでしまい、歯を痛めて泣きべそかいたことまで思い出してしまった。
ちょっぴりノスタルジーに浸りながら、旅は続いてゆく。
(2007年8月5日・寝台特急はやぶさ号の寝台にて撮影)
2007年08月11日
九州地方の駅舎を訪ねる《プロローグ》=寝台特急はやぶさ=

2007年8月5日、いよいよ九州地方の駅舎たちを訪ねる旅に出る。
列車は出発の準備を整え、東京駅にやってきた。

この日から一ヶ月前の出勤前の朝、念願のB寝台ソロの寝台切符を手に入れた。
オハネ15-2003 この扉から列車に乗り込み、旅は始まる。
寝台特急はやぶさ号は東京駅を定刻どおりに発車した。
(2007年8月5日・東京駅にて撮影)
2007年08月04日
いよいよ夏旅始動です

各地に爪痕を残しながら、ウサギ台風は去りつつあります。
さてさて、今年の夏旅、いよいよ始動です。
古い駅舎と美しい車窓の風景、南九州を走る肥薩線を中心に旅をします。
今年もまた、ゆったりとした時の流れを楽しんでこようと思います。
鮎つりや急流下りが楽しめる球磨川と、美しい霧島連山。
ゆったり気分の温泉と、おいしい球磨焼酎(私は飲めないけれど)。
心は既に南九州のかの地に飛んでいます。
九州のお友達の勧めで、肥薩線の観光列車、しんぺい号の指定券もゲットしました。
留守の間の準備も整え、さて、いよいよ出発です。