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2008年05月05日

上総の国へ素朴な兄弟駅舎を見に行く

新年早々の無謀な計画から四ヶ月が過ぎ、春爛漫のGWに突入した。
さて、今年はどこへ行く・・・と考えた結果、
房総半島を突っ切るように走る小さな気動車小湊鐵道に、上総の国の兄弟駅舎を見に行くことにする。
五井駅から房総半島の真中の上総中野駅まで、18個の駅のうち、厳選して7つの駅で途中下車する。

《その1》


《その2》


《その3》


《その4》


《その5》


《その6》


《その7》



1.上総村上(かずさむらかみ)駅
五井駅からキハに乗って最初の駅。
この駅舎だけは他の駅舎と違って、手前の片流れ屋根の部分が待合室、奥の半切妻屋根の部分が駅事務所だ。
駅は水田の真中にある形で、前も後ろもきらきら光る水田に田植えの真っ最中だった。

2.海士有木(あまありき)駅
前回の小湊訪問のとき、最後に立ち寄った駅。だけれどあの時はもう時間が遅かったのと、撮り鉄の旅だったのとで、駅舎自体はあまりよく見てなかった。
駅名の「海士」に見られるとおり、その昔、この地は漁師町だったとか。
平日ならば職員の方がおられて、硬券なんかが手に入るらしいけれど、残念ながら休日のため無人だった。

3.上総山田(かずさやまだ)駅
ロッジ風の上総三又を乗り越してその次の駅。
お隣の光風台の駅の間に養老川が流れる。そんなわけで昭和29年までは「養老川駅」だったそうな。
平素からの無人駅のせいか、壁面など少し傷んでいるが、駅舎の形状は海士有木駅とよく似ている兄弟駅舎のひとつだ。
改札のところにボールに入った水を発見。ひょっとしたら駅猫さんがいるのかも。
駅舎の待合室の天井のベニヤ板にはつばめの巣があるらしく、忙しく出入りをしていた。

4.馬立(うまだて)駅
小湊の中で一番新しい駅、光風台駅を乗り越して、その次の馬立駅に到着。
庇の屋根の色など、若干の違いはあるけれど、これも兄弟駅舎のひとつ。
入口前の小さな階段のところにさりげなくおかれたフラワーポットに愛を感じる。
駅舎と反対側のホームのまわりの畑に、ちょこんと座った猫さん発見。

5.上総牛久(かずさうしく)駅
馬立駅のお隣の上総牛久駅でまた途中下車。
小湊鐵道の中でも中心的な駅で、駅も周辺もにぎやかな感じ。
それでも駅舎は兄弟たちとよく似た形。
この駅を過ぎると列車の本数はがくんと減り、この先へ行くのは1日10本、1時間半から2時間に1本のペースかな。

6.上総鶴舞(かずさつるまい)駅
駅舎のない上総川間駅を乗り越して、そのお隣の上総鶴舞駅で下車。
関東の駅百選に選ばれている上総鶴舞駅は、ドラマのロケなどでも使われることが多い。
今は使われていない対向式のホームも残っていてとても雰囲気のいい駅舎であることは確か。しかし、実は大きな問題が・・・。
駅前の広場から路地を抜けて少し大きな通りに出ようとするとき、駅前のお宅の犬が吠える。
犬に吠えられるのが大の苦手の私にはここはちょっときつい。
出てゆく時に吠えられて恐怖に震え、でもその辺を歩いているうちにそんなことは忘れて、さわやかな気分で戻ってくるときまた吠えられ震え・・・。
そんなわけでもっともっと駅前を探索したかったのにできなかった残念な駅ってわけ。

7.高滝(たかたき)駅
駅舎のない上総久保駅を乗り越して、そのお隣の高滝駅に下車。
正面ファサードを出たとき、陽だまりの柱の根元とベンチの下で出迎えてくれたのは、猫さん。
猫さんはその辺をうろつき写真を撮る私の姿をときどき目で追いながらも、陽だまりからは動こうとはしない。
なにを思ったか気まぐれで足元に近づいてきても、興味がなくなればまたもとの場所へ戻ってしまう。
次の列車が来るまでの1時間半、猫さんがうずくまるベンチに腰掛けて、ぼんやりと猫さんを見ながら過ごす。

ここまでで時間切れ、あといくつかの駅を残し本日の上総の国の駅舎めぐりは終了。

少しずつ異なるところはあるけれど、よく似た形の兄弟駅舎。
木のベンチ、木のカウンター、木のラッチ、木枠の窓に板張りの壁。
どれもやわらかく、そして温かい。

(2008年4月29日・小湊鐵道の各駅にて撮影)

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この記事へのコメント
 まるで廃駅。どこですか?
 続きのレポートを楽しみにしています。
Posted by Nと〜 at 2008年05月05日 09:06
ご無沙汰してます。
小湊ですね^^


くっきぃ
Posted by くっきぃ at 2008年05月05日 11:25
みなさん、コメントありがとうございます。

>Nと~さん

房総半島の小湊鉄道です。
ぼろっちい小さな驛舎たちでしたが、どれもきれいに管理されていました。
地元の人々の温かさが伝わってくる駅舎たちです。

>くっきぃさん

ホントにご無沙汰しっぱなしで、すみません。
小湊、正解です。
最近ちょっと騒がれすぎの感がなきにしもあらずですが。
でも、すばらしい兄弟駅舎であることは確かです。

観光列車としての役割が増えてきたのかな、朝9時代の下り(養老渓谷行き)列車はめちゃ混みでした。
小湊のよさが広まるのは良いことたけれど、あんまり俗化してほしくないなぁ、と一駅舎ファンは思うのでした。
Posted by じゅの at 2008年05月05日 23:48
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上総の国へ素朴な兄弟駅舎を見に行く
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